味のないコトバ

泣きたいときにあなたはいなくて
笑いたいときもあなたはいなくて
おすそわけしたい喜びと
どうでもいい愚痴だけを
公害のごとく延々と垂れ流す

音もない
匂いもない

醜いと汚いを切り捨てたら
「生身」くささが抜けてしまうから

着かず 離れず

確かにこの世界に存在して
地に足をつけて生きながら
無機質なものにくるまれて
繋がってるふりをしている

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