SNOW HEART

さらりと かるく こまかく
風ですぐに飛ばされてしまう
なだらかな稜線を描くそれが粉雪ならば
私がつけた足跡も
いつかは消えてなくなるのだろう

それなら私は春を待って
ぬかるんだ地面を
踏みしめながら歩いていこう

さらりと かるく こまかく
風ですぐに飛ばされてしまう
太陽の光に乱反射するそれが粉雪ならば
私が掘り進めた穴のなかも
いつかは照らしてくれるだろう

それなら私は無理をせずに
少しずつ少しずつ
穴から這い出る準備をしよう

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