瀞窪学園中等部

  一校時目:メールゲームってなんでしょう? 六校時目:《アクション》はどう書くの?
二校時目:ここはどんな世界? 七校時目:集団行動はできる?
三校時目:学園生活って何をするの? 八校時目:判定ってどうやってするの?
四校時目:キャラクターシートって??? 九校時目:パラメータの変化は…
五校時目:プログラムの基本ルールは… 十校時目:死んでしまったらどうなるの?
ここはどんな世界?

《BR-mail-game》では、『バトルロワイアル』(高見広春著/太田出版)の設定をベースにしています。

原作の設定を簡単に説明しますと。舞台となるのは東洋の全体主義国家、大東亜共和国。この国では毎年、国防上必要な戦闘シミュレーションと称する殺人ゲーム“プログラム”が行われています。これは全国の中学3年生を対象にクラスごとに実施されるもので、生徒たちは与えられた武器でお互いに殺しあわなければなりません。なぜなら、生きて家に帰れるのは最後に残った一人のみだからです。逆らえば政府の軍人に有無をいわさず処刑されます。

ということで。瀞窪学園中等部3-Aの生徒となった皆さんは、いずれ修学旅行中に拉致され、強制的にこのプログラムに参加させられることとなります。ゲームに自ら参加して他の生徒を殺すもよし、逃げようと知恵をめぐらすもよし、仲間と協力するもよし、一人で逃げ隠れするもよし、どうするかは自由です。

一応、この《BR-mail-game》では「他の全生徒を殺して無事に最後まで生き残り家へ帰ること」を目指すこととなりますが、協力して脱出を試みたり、仲間となったり裏切ったり、その過程を楽しんでいただければと思います。この性格なら自殺するに違いない、という設定のキャラクターならばもちろん自殺しても構いません。
個性あるキャラクターたちがどうか生まれますように……そしてたくさんのドラマが生まれますように……。
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