瀞窪学園中等部

  一校時目:メールゲームってなんでしょう? 六校時目:《アクション》はどう書くの?
二校時目:ここはどんな世界? 七校時目:集団行動はできる?
三校時目:学園生活って何をするの? 八校時目:判定ってどうやってするの?
四校時目:キャラクターシートって??? 九校時目:パラメータの変化は…
五校時目:プログラムの基本ルールは… 十校時目:死んでしまったらどうなるの?
《アクション》はどう書くの?


そのいち......自動処理される行動について


生徒がプログラム中にどういう行動をとるかは、すべてプレイヤーの書く《アクション》に左右されます。《アクション》には「こう書かなければならない」というような決まった書式はありませんが、それでも押さえておかなければならないポイントはいくつかあります。そのうちの一つが、自動処理される行動についてです。

自動処理というのは、その生徒の行動パターンのようなものです。あるシチュエーションに出くわしたときに反射的にとる行動、ですね。これはいくつかのパターンから行動を選んでもらうことになります。本当は何かが起こるたびに「こういうことが起きました。どうしますか?」と確認して進めてゆければいいのですが、それでは処理が煩雑になりますし、またリアルタイムなゲームではないことも考慮して、主に戦闘や移動に関する部分にこのシステムを適用しました。

ということで、《アクション》内には必ず【基本行動指針】と【詳細設定】を記入してください。コピー&ペーストして、自分が選んだもの以外を消すというのが、記入漏れもなく一番ラクな方法だと思います。

ちなみに、生徒の行動パターンはターンごとに変更することが可能です。たとえば「プログラムが始まってすぐはみんなを説得しようとしていたけれど、友達だと思っていた人に攻撃されたから闘うことにした」なんてことができます。

【基本行動指針】
■自分が先制攻撃した場合の対処
 ・一撃だけ攻撃して逃げる
 ・決着がつくまで戦う
 ○備考:
■相手に先制攻撃された場合の対処
 ・反撃する(持っている武器で反撃します)
 ・身構える(とっさに防御姿勢をとります)
 ・逃げる(全力でその場から逃げ出します)
 ・説得する(攻撃しないよう相手を説得します)
 ○備考:
■互いに警戒しているときの対処
 ・攻撃に転じる
 ・隙を見て逃げ出す
 ・説得する
 ・相手の動きがあるまで待機
 ○備考:
■逃げようとする人への対処
 ・友情ポイントに従って行動
 ・友情ポイントに関係なく攻撃をする
 ・友情ポイントに関係なく見逃す
 ○備考:
■武器使用
 ・どんなときも装備中の武器を使用する
 ・接近戦・射撃戦に合わせて武器を持ち替える
 ○備考:
■相手に説得された場合の対処
 ・相手が誰であっても攻撃を続ける
 ・相手が誰であっても説得に耳を傾ける
 ・相手との関係が好意的以上であれば説得に耳を傾ける
 ○備考:
■グループ行動の意思
 ・有
 ・無
■一人でいるときにグループと会った場合の対処
 ・グループ内に親友がいれば合流を試みる
 ・グループ内に苦手・嫌悪している相手がいなければ合流を試みる
 ・グループ合流を試みず、その場を去る
 ・グループ合流を試みず、攻撃をする
 ○備考:
■特定の生徒の居場所(目撃情報)を聞かれた場合の対処
 ・相手が誰であっても正しく教える
 ・相手との関係が好意的以上であれば正しく教える
 ・相手が誰であっても知らないふりをする
 ○備考:
■放送の内容についての情報(死亡者名・禁止エリア)を聞かれた場合の対処
 ・相手が誰であっても正しく教える
 ・相手との関係が好意的以上であれば正しく教える
 ・相手が誰であっても知らないふりをする
 ○備考:
■移動中・探索中に銃声などが聞こえた場合の対処
 ・聞こえた方向へ進路を変える・移動する
 ・聞こえた方向の反対へ進路を変える・移動する
 ・そのまま目的地を目指す・作業を続ける
 ○備考:
■移動中・探索中に動いている人影を発見した場合の対処
 ・相手が移動するまで隠れてやり過ごす
 ・相手に関係なく目的を遂行する
■移動中・探索中に動かない人影を発見した場合の対処
 ・確認しにゆく
 ・そのまま放っておく
■移動中・探索中に怪我人を発見した場合の対処
 ・誰でも助ける
 ・相手との関係が好意的以上であれば助ける
 ・放っておく
 ・とどめをさす
 ○備考:
■移動中・探索中に戦闘を目撃した場合の対処
 ・戦闘に参加する
 ・身を隠す
 ・好意的以上の人がいれば加勢する
 ○備考:
■死体を発見した場合の荷物の回収
 ・すべて持ち去る(ラウンド消費なし)
 ・必要なものだけ持ち去る(1/6ラウンド消費)
  ・武器
  ・防具
  ・食糧
  ・その他
 ・何も持ち去らない
 ○備考:

【詳細設定】
■台詞設定
 ・攻撃:
 ・逃亡:
■会話設定
■遺言設定
■プログラム参加意思
■パンドラボックス

→台詞設定は、攻撃時、逃亡時の台詞を書き込んでください。複数のパターンを設定しても構いませんし、設定しなくても構いません(設定したほうがリアクションに変化が出ると思います)。

→会話設定は、特定のキャラに言いたいことがある場合に書き込んでください。
例:女子1番・山田花子に会った場合「ずっとおまえが好きだったんだ!」男子5番・山田太郎に攻撃する場合「あのときはよくもやってくれたな!」

→遺言設定は、生徒が死んでしまった場合に呟く(あるいは叫ぶ)最後の言葉を書き込んでください。

→プログラム参加意思は、その時点でのキャラクターの心情です。「俺……弱いけど、花子を守る」とか「あたしは負けない」とか「みんなー闘うのはやめてー」とか(笑)、何でも構いません。

→パンドラボックスは、A〜Zから好きなアルファベットをひとつ選択してください。
これは運が大きくかかわってくる判定に利用されます。たとえば突然隕石が落ちてきたとしますね。これが当たるか当たらないかはまったくの運で判定されます。こういう場合にゲームマスターはパンドラボックスを開きます。
結果は……まさしくプレイヤーの運次第でしょう。
※詳しくは八校時目の不確定要素についてをご覧ください。


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